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シーケンサー

シーケンサーは、シーンアクターの動きとカットシーンをタイムラインに配置するエディターです。作成したもの 1 つをクリップと呼びます。クリップはワールドロジックのアクション「アニメーション再生」で再生します。サーバープラグイン NP Scene が、同じクリップをゲーム内で再生します。

クリップには 2 種類のトラックがあります。

トラック内容誰に
アクタートラックシーンアクターの位置・回転・サイズ・表示・テキスト・色全員が同じ動きを見ます。
マスタートラックカメラカット・イベント(シグナル)・サウンド・タイトル・フェード「アニメーション再生」の「カットシーンを見る人」ごと
内容どこで
シーケンサーツール › シーケンサー (アニメーション・カットシーン)(下部ドッキング領域の「シーケンサー」タブ。「ウィンドウ」メニューからも表示できます)

扉の前のディスプレイアクターを 3 秒かけて横へ動かすクリップを作成します。

  1. シーケンサーを開きます。
  2. 「クリップ」の横の + を押して、新しいクリップ(4 秒)を作成します。名前を gate_open に変更します。
  3. アウトライナーで、動かすディスプレイアクターを選択します。
  4. 再生位置を 0 秒に置いて「キーを追加」を押します。チェックしたプロパティ(位置・回転・サイズ・表示)の現在の状態がキーになります。
  5. タイムラインの目盛りを押して、再生位置を 3 秒に移動します。
  6. 自動キーボタンをオンにします。
  7. ビューポートでギズモ(W)を使ってアクターを移動します。3 秒の位置に位置キーが作成されます。
  8. Space でプレビューを再生します。アクターは実際には変更されません。
  9. ワールドロジックのルールにアクション「アニメーション再生」を追加し、クリップ gate_open を選びます。
部分内容
1 行目クリップの選択・新規クリップ・複製・削除・名前・長さ・「ループ」・再生ボタン・区間ループ・時刻
2 行目スナップ・自動キー・「カメラビュー」・「カットプレビュー」・「キーを追加」とプロパティのチェック・トラックを作るアクター・プロパティ・「トラック」
左のツリー「シーケンス (マスタートラック)」・「アクタートラック」(アクターグループ・プロパティトラック)
右のタイムライン目盛り・キー・カットのバー・タイトル・フェードの曲線
下の行選択したキー・セクションの値
欄意味
クリップ編集するクリップを選びます。マスタートラックのセクションがあるクリップには「シーケンス」が付きます。
名前クリップの名前です。
長さ秒単位の長さです(最大 3600 秒)。
ループオンにすると、終わったら最初から再び再生します。サーバーでも「アニメーション停止」まで再生し続けます。

ループしないクリップは、終わると最後の姿勢のまま止まります。

プロパティ値意味
位置 (pos)x, y, zアクターの位置
回転 (rot)yaw, pitch, roll 度アクターの向き
サイズ (scale)x, y, z倍率
表示 (visible)true・false表示・非表示
テキスト (text)テキストテキストアクターの文字列
色 (color)#aarrggbb色

トラックの作り方は 3 つあります。

  • アウトライナーでアクターを選択し、「キーを追加」を押します。チェックしたプロパティごとにキーが作成されます。
  • 「トラック」の横でアクターとプロパティを選び、「トラック」を押します。
  • アクターグループの行の + メニューから、プロパティトラックを追加します。

キーごとに補間があります。キーの補間は、そのキーから次のキーまでの間に使われます。

補間意味
linear 直線一定の速さで変化します(既定)。
step 階段次のキーまで値がそのままです。
smooth 滑らかゆっくり始まり、ゆっくり止まります。
  • 表示・テキストのプロパティは、常に階段状に変化します。
  • 回転は 360 度をまたぐ処理を行いません。350 度から 10 度へ回すには、キーを 350 → 370 にします。
  • 複数のクリップが同じアクター・プロパティを動かす場合は、後から始まったクリップが優先されます。
トラック欄意味
カメラカットカメラ・ブレンド(秒)その時刻からそのカメラアクターの視点で表示します。「プレイヤー視点」を選ぶとカットシーンが終わります。ブレンドが 0 より大きい場合は、前のカメラから滑らかに移ります。
イベントシグナルその時刻にシグナルを送信します。その名前の「シグナルを受けたとき」ルールが実行されます。
サウンドサウンドイベント・音量・ピッチ・位置その時刻にサウンドを鳴らします。位置が空なら見ている人の位置です。
タイトルタイトル・サブタイトル・表示時間・イン・アウトその時刻に画面タイトルを表示します。
フェード覆い(0〜1)・補間・色画面を色で覆います。0 = 透明、1 = 完全に覆う。色はクリップ全体で 1 つです。
  • マスタートラックの行の + を押すと、再生位置にセクションが作成されます。
  • カメラカットがない時間は、プレイヤー自身の視点です。
  • カメラが動くショットは、同じクリップにそのカメラアクターの位置・回転トラックを入れて作ります。
  • カットの「このカメラを操縦」は、そのカットのカメラで「カメラビュー」をオンにします。
  • イベントセクションは、再生ごとに 1 回シグナルを送ります。ループするクリップでは 1 周ごとに送ります。「アニメーション停止」の後は送りません。
  • クリップが終わると、フェードの覆いは解除されます。
機能動作
再生・一時停止プレビューです。アクターは変更されず、ビューポートに姿勢だけを描きます。サウンドセクションは試聴、イベントセクションは通知として表示されます。
停止停止して元の状態に戻します。
区間ループ目盛りの黄色い区間だけを繰り返し再生します。ハンドルをドラッグして変更します。
スナップキー・再生位置を 0.05 秒(サーバーの 1 ティック)単位に合わせます。Shift を押している間は一時的にオフになります。
自動キーオンにすると、ギズモでアクターを動かしたときに現在の時間に位置・回転・サイズのキーが作成されます。移動とキーは元に戻すの 2 段階です。
カメラビュー選択したカメラアクター(なければ現在のカットのカメラ)の視点にビューポートを固定します。ビューポートで動かすとカメラアクターが追従します。自動キーがオンならキーが作成されます。
カットプレビュー再生・時間のドラッグ時に、カメラカットがビューポートのカメラを動かします。フェード・タイトルも重ねて描きます。

ワールドロジックと組み合わせる

Section titled “ワールドロジックと組み合わせる”
type種類欄動作
anim_play アニメーション再生アクションクリップ・カットシーンを見る人・終わるまで待つクリップを最初から再生します。すでに再生中でも最初からです。
anim_stop アニメーション停止アクションクリップその場で止めます。元に戻しません。イベントセクション・終了シグナルも止まります。
anim_finished シーケンスが終わったらトリガークリップ(空なら任意のクリップ)ループしないクリップが最後まで再生されたときに実行されます。
  • 「カットシーンを見る人」は、マスタートラック(カット・サウンド・タイトル・フェード)を見る人です。値は player(トリガーした人)・inside・world・radius です。アクタートラックは常に全員に表示されます。
  • 「終わるまで待つ」をオンにすると、次のアクションはクリップが終わった後に実行されます。ループするクリップなら 1 周後です。
  • 「シーケンスが終わったら」は、「アニメーション停止」で止めた場合には起きません。
  • 「シーケンスが終わったら」ルールは、再生したルールのトリガーした人を引き継ぎます。

0.9.7 以降: 「終わるまで待つ」欄とトリガー「シーケンスが終わったら」が追加されました。イベントセクションのシグナルが、プレイのプレビューでも正確な時刻に送信されます。

オプションデフォルト意味
ループオフクリップを繰り返します。
スナップオン0.05 秒単位でスナップ
自動キーオフギズモで動かすとキーを作成
カットプレビューオンカメラカットがビューポートのカメラを動かす
「キーを追加」のプロパティチェック位置・回転・サイズ・表示「キーを追加」に含めるプロパティ

タイムラインにフォーカスがあるときのキーです。

キー・操作動作
Space再生・一時停止
←・→1 フレーム(0.05 秒)前・後
Home・End最初・最後へ(区間ループがオンなら区間の最初・最後)
F表示を合わせる
Ctrl+マウスホイールマウス位置を基準に拡大・縮小
Shift+マウスホイール・中ボタンドラッグタイムラインを移動
マウスホイールトラックを上下にスクロール
目盛りをクリック・ドラッグ再生位置
キーをクリックキーを選択(Ctrl・Shift = 追加)
空いている場所をドラッグボックスでキーを選択
選択したキーをドラッグキーを移動(離したときに元に戻す 1 段階)
行をダブルクリックその時刻にキー・セクションを挿入
右クリック補間・コピー・削除 / ここにキー・貼り付け・区間ループ
Ctrl+C・Ctrl+V選択したキーをコピー・再生位置に貼り付け
Ctrl+Aキーをすべて選択
Delete選択したキーを削除
  • シーケンサーのプレビューは非破壊です。停止するかタブを閉じると元に戻ります。
  • エディターのプレイでは、「アニメーション再生」はアクタートラック・イベント・サウンド・タイトル・フェードを表示します。カメラカットは視点を変えず、記録だけを行います。カットは「カットプレビュー」で確認します。
  • カメラアクターの roll と画角(FOV)は、バニラのクライアントでは変更できません。サーバーは無視し、エディターのプレビューだけが画角を使います。
  • 位置キーは、エクスポート時に建物の最小の角を基準とした座標に変換されます。
  • サーバーでは、カットシーンを見ている人が Shift を押すとそのカットシーンをスキップします。